2012年6月10日日曜日

第1回 エンガル・サン・ロード(6/9-10)遠軽町

スタートして,下って下って,登って登って,平らなところがほとんどないコースでした.

登りは平均勾配4%と聞けば何とかなるかなと思ってしまいましたが,4kmは長すぎた.しかもそれを9回も登らなければならない.大滝の方が登りは圧倒的にきついけど,せいぜい5周でしたからね.

天気は曇.路面は幸いほぼドライ.
1周目.下りは集団.登りに入って,高校生の混ざった先頭集団についていく.2周目も同じ展開だけど,ちょっとペースがきつい.これについていくと,心臓がパンクしてしまいそう.無酸素領域で,その後にへろへろになるのが目に見えている.
まだ集団でいい気になって登っている頃.他の皆さんは余裕あったのね.

以前,大滝でも3周目くらいにきつくなって,5周目に復活していた.ニセコでは飛ばしすぎて最後はへろへろ.
これから7回も登るのだ.後半に復活するためにはここで自分のペースにしたほうがいいか.決して勇気ある撤退などとカッコつける気はありませんが.ということで,3周目には先頭集団にさよならして,閾値を超えないペースでのぼる.

しかし,これはロードレース.集団から離れると寂しく虚しい一人旅.
やっぱり無理してでもついていくべき?いやいや,できないってば.
気楽な一人旅になって,レース中とは思えないポーズ.リラックスしすぎか.

のこり70kmの一人旅.これっておきなわの後半一人旅20kmよりもずっとずっと長い~.登ったはいいけど,今度下りで踏む脚に力が入らない.せめて,フレームに這いつくばってエアロポジション.
だれか先頭集団から落ちてこないかなー.集団はすっかり見えません.
前にも後ろにもだーれもいない.
前から落ちてくるのは高校生ばかりなり.
エリートで逃げたブライアンさんにバビューンと抜かれました.人間じゃない速さでした.
8周目,あと2周.足がつりそうな気がしてきたが,それだけは避けたいので,ホント全然無理しない.
いよいよ最終の9周目.つらいけど「絶対あきらめない!We are!」と唱えながら,下りで踏み倒す.
それなりに下っているように見えますかね.もっと斜度があって飛ばしているつもりなんですが.

最後の上り.エリート集団に追い越されるけど,向こうは余力を残す登りで,こっちは最後の上りなので,その集団のペースに乗って登り切る.
約12kmを9周して109kmくらい,3時間34分なんて,なかなか走らないですよ.羊羹3個も食べてしまいました.
ここまできて誰かに追いぬかれたら嫌だなと後ろを振り返るけど,白いキャップは見えませんでした.絞りきって,出しきってゴール.完走できてよかっとしか言えません.

リザルトみると,9位.あーあ.あんなに辛い思いしたのにな.
もうちょっと登れるかと思っていたのは幻想でした.多少ついていけても,せいぜい30km,1時間しかもたないのが露呈してしまいました.やっぱロングライドの練習しないと.でも,そんな時間はないなぁ.できる範囲でやるしかないなぁ.

いい練習になったと思って.(マラソン・川内方式:サラリーマンは実戦を練習に当てる)

自分の後ろが全部DNFになっているとは想像もしませんでした.危ないところだったのですね.

昼過ぎに会場を出て,札幌についたのが4時過ぎ.速くてびっくり.高速道路は偉大だ.

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