しまなみ海道→高知：プロローグ

2017年の夏休み，久々の輪行旅行です．

噂に名高い「しまなみ海道」を走ってみたかったのと，本場・高知のよさこい祭りを見に行きたかったので，広島から高知まで走ることにしました．

毎度，行く前には不安しかないNegatie状態になります．

はたして，最高気温35-36度の中を自転車で走れるものなのか？ちなみに出発前の札幌は29度．

それと，最近は片道9㎞くらいの通勤しか自転車に乗っていないので，100km以上乗れるのかわからない．しかも，荷物を満載して四国の屋根を越えられるんだろうか．

ま，なんとかなるでしょう．今までも何とかなったし．

8月8日

直前に台風5号が日本に上陸しましたが，幸い，前日に広島を通り過ぎたので飛行機は予定通り．AirDoは本州にあった台風を避けて飛んだので，10分くらいよけいにかかったとの説明．

新千歳で自転車を預けるのはスムーズでした．「リアディレーラーを壊さないでね」って念を押したら，プチプチを巻きますからとの対応でした．プチプチじゃエンドまで守れないと思いつつ，念書にサインしました．

具体的ではない不安を抱えたまま広島空港につくと，輪行者にすごくやさしいポスターが，すごく目立つところに貼ってあります．

普段，なにかと虐げられている事に慣れているサイクリストは，こんなことで感激してしまう．せっかくだから，ここのスペースで自転車を広げて，着替えもしたくなったけど，走るのは明日だし，ホテルもすぐ近くなので自重しました．

リアディレーラーには，予告通りにプチプチを巻いてくれてました．AirDoのお心遣いがうれしいです．

袋から出すとこんな感じ．結束バンド三カ所でフレームに固定してあります．フレーム保護のカバーなどは荷物になるし面倒くさいので，フレームむき出しです．

自転車の組み立て完成．リアエンドは曲がっていないようです．

広島エアポートホテルは，この状態の自転車で部屋を出てフロントまで行ってもいい，素敵なホテルです．

今回はフロントバッグをやめて，トピークのバックローダー10Lを装着しました．今までのトピーク製品は，フロントでもサドルバッグでもアタッチメントが必要でしたが，バックローダーは部品なしでそのまま装着できます．それでいて，しっかりと固定されて，垂れ下がることもありません．この手のバッグとしては後発品だけに，よくできています．お買い得です．

ロードマン世代としては，フロントバッグも嫌いじゃないのですが，アタッチメントが必要だし，それでも下がってくるのが気になるし，ライトをハンドルにつけられなくなるし，なによりロードらしさが失われるので，ちょっとあれなんですよね．

それに比べると，このバックローダーはいいです．リアのフェンダーも兼ねてくれます．シルエットも悪くない．

この手軽さなら，愛用できそうです．

明朝，いよいよしまなみ海道へ出発予定です．